昔から大企業の経営者や政治家が問題を起こした際に
責任を取って辞任しますと言って
雲隠れをすることにいささか疑問と不満を持っていました
(どうせほとぼりが冷めたころには何かしらの形で以前のポジションに近い立場に戻ってくるだろうし)
責任を取ってとは言うものの
その責任を全うしているとは思えないので
引責留任してめどがついたら辞任するとかしないのかな?と
モヤモヤしながら報道を見ていました
今回の元兵庫県知事 斎藤元彦氏の一連の騒動で
https://saito-motohiko.jp/
公益通報者保護法を無視した行動の問題とともに
知事としてのふるまいの問題が取りざたされていますが
知事の座にしがみついている状況をみて
ちょっと一連の件に対しての見方が違うのですが
引責留任という姿勢を見せてくれるのか?
なんて思いましたが
今回の件では
自らの責任をほとんど認めていないので
そもそも「引責」という言葉が当てはまらないことに気が付きました
今後この件がどうなるのか?
私自身は、兵庫県とは縁がない生活をしているので
何とも言い難いものがありますが
世間の報道は
公益通報者保護法を無視した行動の問題という部分から
おねだり疑惑とか、のらりくらりと言い訳をするスタイルに
必要以上に注目が集まって本質がぼやけているような気もします
もちろん、この件の判断は司法と行政に任せて(司法と行政であってる?)
しっかりと責任追及していただきたいとは思います
問題の種類にもよるのでしょうけれど
どこかに
問題に真正面から向き合って引責留任すると宣言し
問題解決のメドが付いたので
ようやく責任を取り引責辞任しますなんて言う
経営者の姿を見てみたいものです
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