今年の夏、一部のスーパーからお米が消える「令和の米騒動」とも呼ばれる米不足が発生しました。米の供給不足はまだ続いていますが、新米の出荷も始まり、解決に向けて時間の問題だと思われます。
昨年収穫されたお米の在庫は十分にあると言われていますが、自然災害や南海トラフ地震の臨時情報(巨大地震注意)などにより、一部の人々が自宅での備蓄用に余分なお米を購入したため、一時的に需給バランスが崩れてしまいました。さらに、物流業界の人手不足や新米の収穫時期に前年度産のお米の出荷調整が重なり、店頭にお米が不足する状況が発生しました。
私は現在、家に3キロのお米があり、普段は夜にお米を食べることが少ないため、パンや麺類を増やしながら、今あるお米を大切に使っていけば、新米が出そろうまで持たせられると考えています。先週、まだ入手しやすいもち米を1キロほど購入し、普段は白米で作る山菜おこわをもち米で作って楽しみました。
また、数日前に大きなスーパーに行ったところ、千葉県産の新米(おそらく5キロ入り)が店頭に並んでいました。購入しようか迷いましたが、治療院で育ち盛りの子どもを持つ親御さんが米不足に不安を感じている話を聞いていたため、今は一人暮らしで多少のお米がある私が買うべき時ではないと思い、購入を見送りました。
その際、店員さんに質問している方の話を聞いたところ、そのお店では少量ですが日々お米が入荷しているとのこと。ただし、店頭に並ぶのは午前中から日中で、夕方以降にはお米を購入できない状態が続いているそうです。
報道でも、9月になれば新米が出回り、お米の安定供給が回復すると言われています。台風10号による長雨が続いた地域などでは、お米の収穫が雨の影響を避けるために早まった可能性があり、そのため予想より早く新米が流通し始めるかもしれません。今年の新米が本格的に流通し始めれば、流通が滞っていた昨年産のお米も一気に市場に出回り、十分な供給量が確保されることが期待されています
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