健康診断 集団検診?個別検診?

医療、医学、代替医療

先日の定休日に

少し間が空いてしまったのですが

8月末に受けた健康診断の結果を聞きに行ってきました 

今回私の場合は

長年 受けていた商工会議所で行われる集団検診から

市民検診に切り替えを行いました(私は藤沢市在住)

自治体主導の健康診断・成人検診、企業で行われる検診、人間ドック等

様々な健診と検診がありますが

受診したいと思うあるいは受診はしているが

どのような健診、検診が良いのかわからないという方のために

私の今回の検診を受けた事をもとに思うことをまとめてみました

商工会の集団検診と、私の暮らす藤沢市の市民検診とでは

若干 内容が異なる部分もあるので

健康診断の結果を聞きながら過去の検診結果をドクターに見ていただき

不足している検査もしていただきました

私がどうして集団検診から市民検診への切り替えを行ったかというと

ここ数年は、集団検診ではいくつか 引っかかる項目があり

その項目に関しては 検診結果を持って病院を受診をしていました

いずれも大きな問題はなく、また1年前と比べて大きく病状が進行しているということもありませんでしたので

年に一度の受診で十分だろうという診断をいただいていました

また 私は心臓にごくごく軽度の不整脈があり

受診する必要はないのですが、 慎重な経過観察が必要という状態でしたので

不整脈の件も医師の先生に相談したかったからです

今回検診をお願いしたところは 過去にも

何度か 検査もお願いしていた医院なので

(軽い風邪などの場合は一番近いところの病院で薬をもらいますが)

 今後 かかりつけの病院として 私の医療情報を集約し

 何か不安があれば そこから検査や治療をスタートしてもらおうかと思っています

今回一通りの検査を終え、 検査結果の報告も伺ったことで

(あと眼科の受診が残ってはいるのですが)

とりあえず一安心することができましたし

来年以降の自分の体調管理の方向が見えてきたということで

こちらも一安心することができました

市民検診のスタイルも自治体によって

集団検診のところがあったり、クリニック等に行って行う スタイルがあったりします

また、職業によっては集団検診であったり 人間ドックまで用意してあるところもあったりします

今回私は長年利用してきた大規模な集団検診から

規模の小さな病院で行われる 市民検診にシフトしたわけですが

大規模な集団検診と小さな病院で行われる小規模な検診

それぞれののメリットとデメリットを

私なりにまとめてお伝えしたいと思います 

まずは集団検診や人間ドックの場合は検診そのものが1日で終わってしまうというのは

大きなメリットだと思います

自治体の検診のスタイルも様々だと思いますが

自治体の個別検診だと場合によっては複数の医療施設に出向かなければなず

忙しい方にはスケジュールの調整が面倒になってきます

(私も、定期検診になりますが内科のクリニックと眼科の二か所に行くことになります)

一方で、要再検査という結果が出た場合は

集団検診の場合は病院探しから始まりますし病院で改めて検査からスタートも多く

ともすれば再検査をせずに放置してしまうケースもあり得ます

個別の検診の場合は

要再検査というか検査結果に問題があれば多くの場合はその場で

即治療を含めた医療行為へのアプローチが始まるというスピード感があります

後、これは意外に知られていないのですが

集団検診の場合は画像を診断する専門医は

常に多くの診断を行っており診断力の非常に高いスペシャリストがそろっているそうで

小さな病変や初期の病変を見つけ出す能力はかなり高いそうです

このような力量の差をカバーするためなのかわわかりませんが

私が受信した藤沢市の検診の場合は、

診察したドクターの結果を役所の担当部署に送り

二次読影を行うという形のダブルチェックを行っていました

そして、集団検診はシステム上

あいまいな結論は出てきません

大きな病変があればもちろんですが、ある程度の問題があれば

再検査を促す診断を下しますし場合によてっは

定期的な受診を指示されることもあります

検診結果によってはしっかりと通院するとをお勧めします

(腎結石やポリープの場合は大きさが重要な項目になりますので問い合わせると教えてくれる場合があります)

個別検診の場合は

検査結果を見ながらまずは問題点をチェック

そのうえで、数値的には問題にならない、いわゆるグレーゾーンだけれど

気にある部分があればドクターが指示、助言、生活指導をしてくれるケースがあります

早期発見、早期受診もそうですが、早期に予防対策を行う機会が得られるのは大きなメリットだと思います

また、これは今回の私のケースではありますが

数値的にグレーゾーンに入っていても、あまり深刻では無いケースや

治療、投薬を検討するレベルの数値等を教えてもらい

日常の生活内容を聞いてもらいながら次回の検診まで気を付けることを指導していただくことも出来ました。

安心しながらも、しっかりと経過観察を行い日常の生活を送れるようにアドバイスをしてもらいました

健康診断の受け方に迷っている方の参考になれば幸いです

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