肩こりや腰痛の原因として筋力不足が指摘されるケースも多く
医療機関をはじめ肩こりや腰痛改善を生業としている各種施設などでも
「もっと体を動かしましょう」
「適度な運動をしましょう」等と
肩こりや腰痛の原因の一つとされる筋力不足を改善するために
運動習慣を身に着けるよう指導されることが多いと思います
身体を動かすことが好きな人は
これらのアドバイスに従って
日々の衣生活の中で時間のやりくりをして
ウォーキングやジョギングを始めたり
健康体操教室に通い始めたり
スポーツジムに通い始めたりするなど
積極的にアクションを起こしやすいと思いますので
これらのアドバイスをきっかけに楽しみながら運動量を増やすことが
比較的容易に出来るので、うまく習慣化されているようです
しかし、なかなか運動の習慣化が出来ないという方には
普段あまり運動する習慣をお持ちでない方
運動に対して苦手意識をお持ちの方が多く
そして運動する時間がなかなか取れないという
根本的な問題が改善されない人と考える方が多く
どうしたら運動の習慣化が出来るのか?
そのためには何から始めればよいのか?
といった相談を受けることがあります
このようなお悩みを持ち、相談をしてくださる方は
あまり運動する習慣や、運動を習慣化した経験がに乏しく
「運動」して「筋力」を「強化」する事が
非常に大変で難しいことだと思っているので
最初の一歩が踏み出せないのだと思われます
このような、運動があまり得意ではなかったり、苦手意識を持っているが
運動習慣を身に着け筋力を強化して(もっと体力をつけて)
肩こりや腰痛の慢性的な症状を軽減したり、再発防止するために
私が患者さんにお勧めしている非常にシンプルな方法をご紹介させていただきます
ここで大切なこととして
肩こりや腰痛の慢性的な症状を軽減したり、再発防止するためとは言え
いまある悩みの症状がある程度改善されてから
意識して身体を動かし筋力を強化するために
身体を動かす習慣をつけて行ってください
今現在、痛みのある場合はその痛みは
運動や筋力強化では改善する可能性はかなり低いです
無理に体を動かさず、まずはその痛みをしっかり治しましょう
少し身体を動かすと言う習慣をつけようとする前に
まずは気持ちをリセットして
どのくらい身体を動かし、運動すればよいのかを考えましょう
基本的に運動不足の状態で
運動が苦手で、運動する習慣を持っていないのであれば
まずは歩く機会(軽く身体を動かす量)を増やして行きましょう
ウォーキングの時間を確保するのは大変ですから
近所の買い物には歩いて行くように心がけてみてください
(日常的に買い物の習慣がなければ通勤などと置き換えていただいても結構です)
私は
「歩きで買い物に行くときはちょっと遠回りしてみましょう」
「自転車で行っている買い物は歩いてみましょう」
「車で行ってる買い物は自転車やバスを使ってみましょう」
「車で買い物に出かけてもお店の出入り口からある程度距離のある場所に車を止めて少しありましょう」
といった提案をしています
日常生活の中で歩く機会を少し増やすことで
身体を動かすことに対する意識も変わってきます
そして、少しだけ自分の生活を変えることができ
身体を動かす生活が身についてきたら
さらに負荷をかけるような動作や軽い運動などを
少しづつ生活の動作の中に取り入れていけばよいのです
最初から頑張ろうとすると継続が難しく挫折しやすいので
物足りないくらいの,小さな変化を身体に染み込ませる事から初めてみましょう
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