最近は アイシングの情報をお伝えしてばかりだったので
ちょっと目先を変えて
治療を受けていただいた日の晩酌は
どうしたらいいのか?
という問題をお話ししたいと思います
ぎっくり腰 や 寝違え 背部の痛みなどを訴えて治療に来ていただいた患者さんに
治療が終えた時にお伝えしているのは
患者さんの状況にもよりますが
1つ目が
できるだけ できるだけ無理をせず安静に過ごしてください
2つ目が
今 患者さんを苦しめている痛みの原因 となる要素として
患部は 腫れて、熱を持ってしまっているの
お風呂で 温めるのは避けていただき
どうしても さっぱりとしたいのであれば
シャワー 程度または手短に入浴を済ませてください
ということをお伝えしています
このような 私からの注意事項を伝えた タイミングで
(特に男性の患者さんに多いのですが)
今日はお酒を控えた方がいいのですか? という質問を受ける時があります
鍼灸や整体の施術を受けた場合
患者さん ご自身が内科的な疾患を持っていなければ
(あるいは、内科的な疾患を疑うような所見がなければ)
多少、 痛みが軽減するまでの期間が延びる可能性はあることを伝えしながら
「 おすすめ はしませんが、 多少の飲酒なら大丈夫ですよ。 もちろん 飲み過ぎないようにしっかりと酒量は自制はしてくださいね。」お伝えしています
このような質問をしてくださる患者は
習慣的に晩酌をしてる方が多く
1日の 締めくくりでお酒を飲んでリラックスしたいという方が多いのだと感じています
あるいは、
1日の仕事が終わって自宅に帰り
お風呂に入ってさっぱりした後に晩酌をして寝るという生活パターンを
長く続けていて
多少 体調悪い時でも 晩酌を楽しまれていたのでしょう
「晩酌をしないと寝られないから、少し位なら良いでしょ?」と話してくださいます
客観的な比較はできないのですが
炎症を起こして痛みを抱えている患者さんが
アルコールを摂取した場合炎症を抑える力が低下することは事実ですが
アルコールの摂取 の量にも作用されると思いますし
日々 の晩酌が習慣になっていて
自分の中で オンとオフの切り替えのスイッチになっているという方は
ただでさえ 痛みでストレスを体は感じているのに
毎日の楽しみである晩酌を取り上げることによって
より多くの ストレスをかけてしまうのも炎症を抑え込む
人間の自然治癒力を抑え込んでしまうのではないかと思っています
仮に飲酒をすることにより痛みが強くなるような状況であったり
内科的な問題が疑われ禁酒するべき状態が想定されれば
厳しく飲酒を制限するようにアドバイスをさせていただきますが
内科的な問題で印象 制限する必要もなく
数日から1週間程度で ある程度の回復が見込まれる
ぎっくり腰や寝違え肩の痛みや背部痛で
「今夜も ちょっとぐらいだったら 晩酌したい」と思っている方であれば
多少の飲酒だったらいいのではないかなと 私は考えています
私は治療院でできることをしっかり行い
患者さんはご自宅では安静を維持したり
お風呂などを避けていただき 体を温めないようにした上で
アイシングを患部に施していただき 炎症の熱を取る
などと言った 自宅でのケアもできることをやっていただければ
飲みたい お酒 が飲めない ストレスを抱えて過ごすよりも
多少痛みが治るまでの期間が延びてしまっても
不要なストレスを感じることなく明るい気持ちで
ご自身の症状と向き合っていただけるのじゃないかなと思います
できればお酒を飲むのは避けてほしいけれど
晩酌したい気持ちは痛いほどわかるので
アイシングや、安静に過ごして無理しないこと
必要なら患部をかばうためのコルセット等
飲酒以外に自宅でできることは頑張ってしっかりやって
出来るだけ早く治して、元気になりましょう!!!
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